どのような斜面に防草シートは貼れるのか?
土壌やどのような工事を行っているかなどにもよりますが、一般的には傾斜が45度くらいの斜面であれば問題なく防草シートを貼る事が可能だと言われています。道路や住宅の傍にある法面(のりめん)に防草シートが貼られている場所は郊外や山地であれば見かける事もあるのではないでしょうか。
傾斜がきついほど施工難易度は高くなる傾向がありますが、固定ピンがしっかりと刺さり、地面が崩れるような事がなければ防草シートを敷く事を検討して良いと考えられます。
しかし、地面の土質によっては(やわらかい、雨水で流れやすいなど)固定しても防草シートが下に滑っていくような事もありますので、不安な方は専門の業者に尋ねるなどした方が良いでしょう。
▲ワッシャーを使用し、多めにピンを打って斜面に固定した例
▲農地の斜面に横向きに仮置きした例。この後、固定ピンでしっかりと固定する
防草シートの斜面の敷き方について
斜面に防草シートを貼る場合、まず、最初にゴミや雑草を取り除き、下記の写真の例のようにできるだけ施工場所を平らにする事が重要です。凸凹が多いと施工しづらいだけでなく、防草シートがはがれやすくなります。
斜面の場合は防草シートを敷く際にシートが下に滑っていく事がありますので、最初に仮置きしてピンなどでおおまかに仮止めしながら敷いていくという方法がおすすめです。
また、シートの幅が足りず、シートを重ねる場合には10cm以上重ねて、重ねた部分はピンを多めに打つ事をおすすめします。
仮止めのピンは専用ピンもありますが、通常の固定ピンで仮止めを行っても特に問題はありません。
斜面では平面よりも防草シートの固定が重要になりますので、平地に防草シートを引く場合よりも固定ピンは多めに打つ必要があります。
また、斜面での施工は平面と比べて足が滑りやすく、ピンが打ちにくいなど、困難な点が多い為、複数名で安全を確保しながら丁寧に敷いていくという方法をおすすめします。風の強い日であれば更に施工難易度は難易度が上がります。
▲最初に防草シートを仮置きして敷く場所などを確認しながら敷いていく
▲シートの仮置き後、ピンで固定しシートの隙間など塞ぐ場合はシールを使って丁寧に塞いでいく
斜面に敷く防草シートの選び方
斜面に防草シートを敷く場合は施工の手間がかかる為、敷き直しをしなくて済むように耐久性の高くて耐用年数の長い防草シートを選ぶのが良いと思われます。
また、上に砕石や砂利などを敷くのも、斜面の性質上、現実的ではないので風雨にさらされても劣化しづらく紫外線に強いPET素材の不織布タイプの防草シートをおすすめします。
斜面の場合、施工場所の形が特殊なケースも多いと思われますので、そういった意味でもハサミなどでカットが容易でカットした個所からほつれる事のないPET素材の方が向いていると言えます。
弊社の商品であれば、PET素材の不織布で作られているハットク防草シートシリーズは斜面(法面)にも適した防草シートだと言えます。
以下に斜面に施工したPET素材のハットク防草シートの活用事例の一部を記します。
▲斜面での施工事例1 (太陽光発電所) | ▲斜面での施工事例2(農地) |
▲斜面での施工事例3(太陽光発電所) | ▲斜面での施工事例4(農地) |
例外としましては下記の写真のような農地の水路の斜面に引く場合など、3~5年以内での貼り直しを想定しているケースでは黒のPP素材の防草シートでも大きな問題はなく、防草シートのコストを下げる事ができます。
また、水はけが特に重要な場合もPP製の織布の防草シートの方が都合が良い場合があります。