防草シートの平米単価(1㎡あたりの価格)
こちらのページでは防草シートの平米単価についてご紹介させていただきます。
防草シートの平米単価は素材や平米重量、織布、不織布などの作成方法などでおおよその価格が決まっています。
素材で分けた一般的な相場をご案内させていただきますとおおよそ以下の表のようになります。
素材 | 市場の平米単価 | 弊社の平米単価 |
---|---|---|
PP(ポリプロピレン、ポリオレフィン) | 79~358円 | 62円 |
PET(ポリエステル、ポリエチレンテレフタラート) | 287~1,628円 | 240~460円 |
上記の価格は弊社が独自に調査した市場の平米単価と弊社の防草シートの平米単価を表記したものになります。
一般的にポリプロピレンの防草シートは平米辺りの重さが100g~150gとあまり大きな差はなく、価格差は織布であるか不織布などの作り方の違いやサイズの違いで平米単価が決まる事が多いようです。また、織布の場合は織り目の細かさの違いなどもあります。
PET(不織布)の重さ | 平米単価 | 弊社の平米単価 |
---|---|---|
100~150g | 206~376円 | 取り扱いなし |
151~299g | 338~586円 | 取り扱いなし |
300~500g | 506~1,628円 | 240~460円 |
600g~ | 660円~ | 337円 |
PETやポリエステルの不織布(フェルト生地)の防草シートの場合、平米単価は平米辺りの重さで決まる事が多く、おおよそ上記の表のような相場になります。
一般的には平米辺りの重さが重い方が耐久年数が長く、価格が高くても重い防草シートが選ばれるのはそのような理由があります。
中には平米辺りの重さが書かれていない不織布タイプの防草シートもありますが、そのようなシートは基本的には重量が軽い為、書かれていないという傾向があるようです。
防草シートの耐久試験では平米あたりの重さが50g以上ある防草シートであれば、ほとんどの多年生雑草を押さえる事ができるというデータもあります。
しかし、貫通力の強い雑草であるチガヤの葉などはジャガイモを貫通してしまうほどの鋭さと成長力を兼ね備えていて、このような雑草の場合、平米あたり最低でも150g以上は必要と言われています。
▲織布の防草シートをチガヤの芽が貫通している様子
また、織布の防草シートの場合は重量に関係なく、貫通力の強い雑草を抑える事は出来ない為、使用場所によっては織布の防草シートは適していない事になります。
その他にもPPの織布は紫外線に弱く耐久年数なども短くなる傾向にありますが、以下の図のように価格的な面では魅力がある為、農地など施工する環境によっては織布の方が良いケースもあります。(特殊な加工がされた一部のPPの織布は耐用年数が長い物もあります)
▲会員登録していただきますと上記の価格から会員割引があります。
業者に依頼にした場合の平米単価
防草シートはPP製であれば平米当たり62円~、PETの場合は平米当たり240円~で購入可能ですが施工を業者に依頼した場合の相場は、通常、平米辺り1,500円以上はかかるとされています。※施工場所などによっては3,000円以上かかるケースもあります。
上記の材料価格を見てもわかる通り、施工業者に頼んだ場合の費用の多くは材料費などではなく、人件費だという事が分かります。※中にはかなり高額の防草シートもあります。
防草シートを敷く場合には上記の防草シートの料金の他に固定ピンの料金などがかかりますが、それを合わせても業者に依頼するより、かなり安い費用となりますので業者への依頼を考えていた方も一度、自分での施工を検討されてみても良いかもしれません。
防草シートの施工は防草シートを地面に広げて一定間隔でピンを打ちこんで固定するといったものなので特別なスキルなどは必要ありません。
また、逆に業者に依頼した場合の施工費用が時間や手間などを考えると割安だと感じた方は施工業者への依頼をお勧めいたします
広島県、福岡県の近郊であれば現在、防草シートの施工サービスを当社にて行っております。
費用などにつきましては、詳細をお伺いし、お見積りをいたしますのでお気軽にお問い合わせください。