こちらのページでは防草シートを敷くとシロアリやムカデなどの虫がわいてくるという防草シートのデメリットについて説明しています。

防草シートを敷くと本当に虫がわいてくるのか?

結論から申し上げますと防草シートを敷く前に適切な処理を施せば防草シートを敷く事によって虫がわいてくるという事はありません

適切な処理とは以下のようなものになります。

・除草剤などで雑草をしっかりと枯らすか、草刈りや草むしりなどで雑草を取り除いた後、雑草を別の場所に廃棄する。

・落ち葉などの虫が住み着きやすい栄養分のあるものをできるだけ残さない。

・土をしっかりと乾燥させ、水が溜まらないように整地し、虫が棲みつきづらい土を敷く。

・防草シートを敷く際にシートに隙間ができないようにピンなどでしっかりと固定する。

これらの処理をキチンと行えば、施工場所に虫が住み着きやすい要素が多くあるなどといった特殊なケースでなければ、多数の虫が住み着くという事は殆どありません。

▲このような形で施工場所をきちんと整地してから防草シートを敷けば虫が出てくる事はほぼありません。

 

虫が住み着きやすい環境について

地面に住む虫は基本的に有機物が多く、湿気が多い場所を好みます。防草シートに住み着く虫として話題にのぼりやすいシロアリやムカデなども同様です。

また、防草シートを敷かなければ虫がでないといった情報も見られますが、実際には自然なままの雑草が多い環境では多くの虫が棲みつきます。※この場合、種類の異なる別の虫が多く棲みつく事になります。

 

防草シートにシロアリが棲みつかないようにする方法

シロアリは上記に挙げた、有機物が多く、日光が当たらない湿気が多い場所を好みます。一般的に土に還ると言われている生分解性のシートは栄養分となる為、シロアリが住み着きやすいとも言われています。

また、シロアリは木材や倒木などに住み着きやすい為、そのような厚みのある木の残骸を防草シートの下に残さない事が重要です。

シロアリは土の中を移動する事ができる為、外側を隙間なく塞いでも土の中を通って防草シートの下に住み着く可能性があります。

しかし、シロアリの餌となるような木や落ち葉などがなく、水が溜まらない乾燥した環境であればシロアリにとっては住みやすい環境ではない為、シロアリが住み着く事は殆どありません。

また、防草シートの周囲に切り株や放置された倒木や木材などがあると、それを栄養にして防草シートの下に住み着くといった事も考えられますので周囲の環境にも注意する必要があります。

 

防草シートにムカデが棲みつかないようにする方法

ムカデは乾燥に弱い虫の為、直射日光などが当たらず湿気が多い場所に棲みつきます。弊社では通常、不織布の防草シートをおすすめしていますが、地面自体に水たまりができやすく、日中でも日があたらないなど通常よりも湿気が多い環境であれば、水はけが良いとされる織布のシートの方がムカデを避ける意味では効果が高いケースもあります。

また、ムカデの特性として元々、ムカデが棲んでいた場所に継続して棲みつく可能性が高い為、防草シートを敷く前に一度、確実にムカデを駆除する必要があります。

ブロックなどを防草シートを固定する為の重しとして使用する事もムカデが棲みつきやすい環境を作る事になるのでおすすめしません。※ムカデ以外のダンゴムシやゴキブリなどもブロックの下を好みます。

防草シートにゴキブリが棲みつかないようにする方法

ゴキブリについても上記の虫と棲みつく場所の特長は似ており、湿気が多く、直射日光などが当たらない場所に棲みつきます

また、ゴキブリは基本的に他の虫よりも多くの餌がないと生息する事ができない為、草などの他、虫の食べ物になるような有機物のない状態を作る事が大事になります。

防草シートと地面の間にゴキブリが入り込めるような隙間を作らないようにする事も重要でピンなどで隙間なく固定するか、上から砂利や砕石などを敷いて重さで抑え込む方法もあります。

防草シートを敷く前に一度、殺虫剤などを散布して虫がいない環境を作るのも効果的です。

 

既に敷いている防草シートに虫が棲みついてしまった場合の対処法

これまでは防草シートを敷く前に行う虫の対処法をご紹介しましたが、既に敷いてしまっている防草シートに虫が棲みついてしまった場合は防草シートの敷き直しなどを行わなければ、できる事が限られます。

しかし、敷きなおしを行わなくても、処置を行う事はできますので、そのような前提での虫の対処法をご紹介させていただきます。

・防草シートをめくって殺虫剤を撒いたりや虫を取り除くための道具などを使って物理的に除去する。

・虫の発生箇所を特定して、そこに虫が棲みつかないように対処する。※地面の水はけを良くして虫の餌になるようなものを無くすなど。

・可能な限り、防草シートの下の土を虫が嫌う赤土や砂などに入れ替える。

・できる限り、日当りを良くして防草シートを乾燥させる。

既に防草シートを敷いてしまっている場合は虫の対処が難しくなりますが、一度、上記の対処法をお試しいただくと良いと思われます。

 

以上、「防草シートを敷くと虫がわくというデメリット」についてご説明させていただきました。

ご参考になれば幸いです。