こちらのページでは防草シートの「水はけ」についてご説明させていただきます。
防草シートは水はけが良いのか?
まれに水はけの悪い防草シートもありますが、素材にかかわらず、ほとんどの防草シートは水はけが良いとされています。
また、水はけが良い事を「透水性が良い(高い)」と言う場合もあり、防草シートの世界では水が物質を通過する性質を示す、「透水性」という言葉を使って水はけの良さを表わすのが一般的となっています。
もし、水はけの良い防草シートの上に水がたまっている場合は防草シートの下の地面が水はけが悪く、もともと水たまりになっていたような場所である事がほとんどです。
そのため、もし水が溜まりやすい箇所があれば、防草シートを敷く前に整地をするなどして水が溜まらないようにする必要があります。
▲もともとの地面の水はけが悪く、防草シートの上にも水がたまってしまった例
防草シートの種類による水はけの違い
防草シートは主に織布と呼ばれる縦と横のPP繊維で織られたものと、不織布と呼ばれる繊維をランダムに絡み合わせて結合したものがあり、基本的には織布の方が隙間からそのまま水が落ちる為、水はけが良いとされています。しかし、不織布でも繊維の隙間から水を通す為、不織布の防草シートの方が水を通すケースもあり、通常の環境においては防草シートに水はけの問題が出る事はありません。
▲不織布タイプの防草シートに水を垂らすとすぐに水が染み込み下に落ちていきます。 ※写真はハットク300g/㎡タイプ
▲一般的には織布タイプの防草シートの方が不織布タイプの防草シートよりも水をよく通すとされていますが、弊社の簡易的なテストでは不織布タイプの防草シートが水をよく通すという結果になりました。
水はけが悪いと何が起こるのか?
防草シートの水はけが悪いと以下のような事が起こる事があります。
・水が溜まった部分に土が溜まり雑草が生える。
・苔が生えて滑りやすくなる。
・湿気を好む虫(シロアリやムカデなど)が棲みつきやすくなる。
・雨水が地面に届かないので樹木や野菜などの植物が枯れる。
・防草シートが劣化しやすくなる。
・ぬかるみがでて景観が悪くなる。
防草シートの代わりにビニールシートやマルチシートなどを農地以外に使用しているケースがありますが、透水性が悪いシートを利用するとこのような事が起こりやすくなる為、雑草防止の目的で防草シート以外の水はけの悪いシートを利用する事はお勧めできません。
また、シートを固定する為に砂袋やブロックなどを使用すると重さで地面がへこみ、そこに水が溜まりやすくなる為、そのような固定方法もあまりおすすめできません。